熊谷さとしのフィールドノート
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絵画「さとやまの動物たち」

「できる限り手をつけず、自然のままに見守ってきた・・・」

91年、環境庁が本格的にカワウソ調査をするときに、「なぜ今なのですか?」という記者からの質問に答えたものだ。
もう一度タイトルを読んで欲しい。
結局、「カワウソに対しては何もしていませんでした」とは読めないだろうか。
これが“清流”四万十川の現実だ。

行政のかかし

絵の中央に、立て看板があります。
これの写真が下です。
この看板を見て、何を守っているのか分かりますか?
正解は、ニホンカワウソ大切にという語句が入ります。
国語の虫食い問題のような(赤で書いた文字が年月で消えた)看板を立てっぱなしにしておいて “保護”だというのでしょうか。

「てめぇらいいかげんにしろ!!」
汚れた川を逃れて、ニホンカワウソは海岸に生息地を求めました。
しかし、台風の度に、海岸にはこのようにゴミが打ち上げられます。
このゴミは、一年に一回、海が怒って「てめぇらいいかげんにしろ!!」とばかりに
返してよこすのではないでしょうか。

 

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