熊谷さとしのフィールドノート
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学名について

学名とは、スウェーデンの博物学者 カール・フォン・リンネ が考えた、世界共通の生物の名前のことだ。

学名は
@ラテン語(あるいはギリシャ語)であること
Aはじめに属名を表し、次に種名(種小名)を表すこと
B属名は大文字で始まる名詞形、種名(種小名)は小文字で始まる形容詞形(または名詞形)であること
C表記は、イタリック体(斜体)であること

と、国際命名規約で定められている。

日本では和名をカタカナで表記する。
漢字じゃ、漢名(中国名)とごっちゃになるべよ!(例:大熊猫=パンダ、子熊猫=レッサーパンダ)
だから、本土鹿だの北狐、西表山猫なんてのはだめなのさ。

学名の読み方としては、最初に属名がきて、
次に種名がくる。

分類が所属場所なら、学名が性と名なのだ。
これは日本人の名前の読み方と同じで、
「熊谷さんちの、さとしくん」ということだ。

オオカミの学名はカニス ループス というが、カニス は「イヌ」、ループス は「オオカミ」を表している。
だからこれは、「イヌの属オオカミですよ」
という読み方になる。
つまり、属名のほうが種名よりも大きなグループを表すということだ。

ちなみに「キジバト」の学名は、ストレプトペリア オリエンタリス ラサム
という。
属名のストレプト は「ネックレス」と言う意味で、ペリア は「ハト」を意味する。
種名のオリエンタリス は「東洋の」と言う意味だ。
ラサム は名前を付けた人の名前。
ネックレスをしたハトで(属名)、東洋に棲んでいる(種名)、
 ラサムという人が名前を付けましたよ」 となるわけだ。
キジバトの特徴でもある、首の模様を「ネックレス」と見たのだね。
和名はキジバト、別名はヤマバト 方言名はデデポポ、ノバト、マメバトなど。

植物のナズナは和名がナズナ、別名がペンペングサ、方言名がなんと!ジジィノキンタマ!!
ムササビは、ペタウリスタ レウコゲニス という。
ペタウリスタ は、ギリシャ語の「ペウタロン(=軽業師)」の変化したもので、レウコ(ス) は「白い」、ゲニス(ゲヌス) が「あご」という意味だ。
だからこの学名は、「白いあごの軽業師」という意味になる。

ほら!まったくムササビそのものを表しているじゃないか!!

こんなふうに、学名のラテン語やギリシャ語を読んでいくと、とてもおもしろいのだ。
おもしろくないか?おもしろいと思う奴だけついてこい!

学名と遊ぼう

学名について、もっと知りたくなったら、動物おもしろ基礎知識を読むといいぞ。

 

 

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