熊谷さとしのフィールドノート
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ラテン語・ギリシャ語A

そう、暦の月だ。
でもおかしい?セプテム が7で、オクト が8で、ノヴェムが9で、ディッセム が10で…
あれ、セプテンバーは9月だよね…二つづつずれてるじゃん!

では、どうして二ヶ月づつずれてしまったか?をお話ししよう。
「ささ、もっと火のそばに寄るがよい、若い旅のおかた…。」


▲ジュリアス・シーザー


▲アウグストゥス・オクタビアヌス

「ブルターク英雄伝」によれば、古代ローマでは一年が10ヶ月だったそうな。
でもどう考えたって10ヶ月では無理がある。
そこで、その後に「年の月(ジャーヌス)」と「清め月(フェブルァ)」を置いて、
何とか12ヶ月にしてやりくりしていた。

しかし、ローマの立法者 ヌマ・ポムピリウスが、暦を定めるときに順序を
変えたのだ。

「やはり年の月は最初にないといけないな」ってんで、ジャーヌスが1月で
ジャニュァリー。
2月が清め月で、フェブルァリー。
3月は軍神マルスに捧げてマーチ。
4月は美の女神アプロディーテに捧げてエイプリル。
5月は、豊穣の女神メーイァに捧げてメイ。
6月は、ローマの保護神ジューノーからジューン。
7月は「そうねぇ、誰に捧げようか?」と考えたら、ジュリアス・シーザーが
思いついたわけだ。そこでジュライ。
8月はシーザーに捧げたんだから、アウグストゥス・オクタビアヌスにも捧げ
なくちゃ。ってんで、アォウガスト。

9月以降は考えるのが面倒になっちゃった!
そこで「いいや!後ろに二つづつずらせば!」ってんで、
7の意味のセプテムが9月。
本来は8の意味のオクトが10月。
9の意味のノヴェムが11月。
10の意味のデカが12月になってしまったというわけだ。

ちなみに俺には甥っ子が二人、姪が一人いる。
姉がカナダ人と結婚しているのでみんなカナダ人なのだ。
甥っ子は長男が7月生れなのでジュリアン。
次男が8月生れなのでアウガストゥス(俺はよく発音できないので、彼は呼んでも返事をしてくれない。だから「ヘィ!ガス!」と呼ぶ)。
姪っ子は5月生れなのでミドルネームがメイだ。

 姪が「メイ」という落ちが付いたところで、今回はお終い。

学名について、もっと知りたくなったら、動物おもしろ基礎知識を読むといいぞ。

 

 

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