3日目 ダーウィン研究所
ロンサムジョージ
翌朝!5時30分、まだサザンクロスが輝いている時間に目が覚めてしまった。
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空港に行く時間は9時だから、まだ時間はある。
寝ている娘をたたき起こした!
「俺はどうしてもジョージに会いたい!
昨日のはホントにジョージかどうかわからないではないか!?
ガイドがそうだと言ったからジョージなのか?
わずか歩いて10分の所に奴はいる!
俺は絶対に後悔したくないんだ!
今から俺はもう一度ジョージに会いに行くけれど
お前も行くか?!」
娘は二つ返事で同行する!
幼稚園の頃から親のエゴで山に連れて行かされ、眠いのを無理矢理起こされてムササビの滑空やら、タヌキやアナグマを見せて来たからだろうか?
それがこの重大事に生きた! 親子ってのは「こだわり」まで似るものだ。
ジョージのブース
研究所は朝6時からやっている。霧の立ちこめる中を、ジョージのブースまでやってきた・・・。
しばらくすると下手からゾウガメがやってきた!
すわ!ジョージか!?
頭に焼き付けた特徴を見る・・・微妙だが違った!
すかさず娘が「違う!」と言う!
「へぇっ、こいつってフィールドワークのセンスがあるんだなぁ・・・」などと、親バカな感慨にふけっていたら、わずかに上手の藪が動いたことに娘が気が付いた!
ゾウガメがゆっくりとこちらに歩いてくる・・・・首を伸ばしたままなので個体識別がしにくい・・・その時、そいつが下草を食い始めた!
甲羅の襟の部分の向かって右側!明らかに特徴がある。
ジョージだ! やはり千両役者は舞台の上手からやってくる!
鼻面の黄色い部分も、間違いなくジョージだった!娘は歓声を挙げてビデオを回し続けていた。
これが、ロンサム・ジョージだ!!!
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監修 :熊谷さとし 編集 :熊谷なつき
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