熊谷さとしのフィールドノート
TOP> 日本の野生動物図鑑> リス> マツボックリのエビフライ>

マツボックリのエビフライ

右側の3つが、リスがマツボックリを食べた跡で、
いわゆる「エビフライ」だ。

トリがマツボックリを食べた食痕もよく似ているが、よ〜く見ると、トリが食べたものは、繊維がぼさぼさと残っているので区別が付く。
なにしろ連中は嘴を使うからね、リスのようにうまくは剥けないのだろう。

リスは、マツボックリの鱗片を一枚づつ剥がして、根本にある実を食べるのだ。
冬の寒い朝、陽だまりの出来ているところや、中が空洞になった倒木の入り口を捜すと見つかる。

では、左の3つ・・・ソテツというかパイナップル型の食べ跡は、だ〜れだっ!?

そう!答えは、ムササビ。

ムササビは、樹の上でマツボックリを食べていて、途中で落としても拾いに降りてこない。
頭を逆さまにして駆け降りたり、地面を走ったりするのが苦手なのだ。
だから、このような中途半端な形になるんだね。

リスは、ほとんど地面の上で食べるし、もし樹の上から落としても拾いに降りてくるから、こんなにきれいなエビフライになる。

 

ギャラリー

日本の野生動物図鑑

観察をする前に

環境教育 豆知識

動物学の基礎知識

特集ページ

最新情報をお届け

掲示板

リンク集

Copyright © Kumagai-satoshi All rights reserved
※イラスト・写真・文章等の 無断転載を禁じます。著作権は全て、熊谷さとしに帰属します。使いたい場合は、メールにてご連絡ください。